石油製品調整窓口の新たな調整が30日午後12時にスタートする予定で、複数機関がこのたびは値上げ調整が行われると予測する。そうなれば今年に入って8回目の値上げとなる。中国新聞網が伝えた。
前回の調整は今月16日に行われ、国内の石油製品価格は今年最大の値下げ幅を記録し、ガソリン価格は1トンあたり365元(1元は約16.3円)、ディーゼル油価格は同355元値下がりした。
試算によると、28日現在、原油総合変化率は4.90%で、これに対応したディーゼル油の引き上げ幅は1トンあたり160元になるとみられる。大口商品情報サイトの卓創資訊の引き上げ幅予測も同じく160元だ。
今回の価格計算周期に、国際原油価格は高騰後に下落するという動きをみせた
28日の終値をみると、WTI原油先物価格は1.02ドル(1ドルは約112.4円)値上がりして、1バレル47.08ドルで引けた。ブレント原油先物価格は1.00ドル上昇し、終値は同48.24ドルだった。
2016年以降、国内石油製品価格は22回の調整が行われた。値上げと値下げを相殺すると、ガソリン価格は1トンあたり305元の値上げ、ディーゼル油は同290元の値上げとなる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年11月30日
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