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銀聯、二次元バーコードの決済標準を発表

人民網日本語版 2016年12月13日13:57

中国銀聯は12日、二次元バーコード(QRコード)による決済の標準を発表した。中国経済網が伝えた。

このたび発表された銀聯二次元バーコード決済標準は、「中国銀聯二次元バーコード決済応用規範」と「中国銀聯二次元バーコード決済セキュリティ規範」の2種類。業界関係者は、「二次元バーコードによる決済標準を発表したことで、今後はより多くの銀行が積極的に追随するようになり、二次元バーコード決済市場の参加者がますます多様化し、決済商品と決済サービスもますます豊富になる」と話す。

二次元バーコードによる決済はすでに目新しいものではないが、急速な発展の中には少なからぬ問題点も存在する。中国人民大学重陽金融研究院の董希■(■は品の口が水)客員研究員は、「技術的な面でいうと、ほとんどの二次元バーコードによる決済のソフトウェアには悪意あるサイトを識別しシャットアウトする機能がなく、安全面で遺漏や潜在的なリスクが多数存在する」と指摘する。

このたび銀聯が標準を打ち出したことで、決済の安全性が効果的に確保されることになる。「セキュリティ規範」では、「銀聯の二次元バーコードは既存の銀行カードによる決済の4者モデル(カード会社、カード発行銀行、決済銀行、店舗の4者による決済モデル)を遵守し、決済トークナイゼーション技術を採用し、決済の安全性を効果的に確保することができる」としている。また、「銀聯の二次元バーコードは決済トークナイゼーション技術を採用して顧客の敏感な情報を保護し、顧客情報の保管、処理、伝送の過程での安全性を効果的に確保し、顧客情報の漏洩を防止することができる」という。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年12月13日 

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