4月30日から5月2日が労働節(メーデー)に合わせた3連休となった中国。微信(WeChat)はこのほど、同期間中の決済サービス・微信支付(WeChat Payment)の利用に関するビッグデータを発表した。6億5千万人のアクティブユーザーをサンプルにした同報告には、初めて微信支付の海外における利用状況を盛り込み、中国人の海外におけるショッピングの現状を浮かび上がらせている。広州日報が報じた。
データによると、同期間中、微信のユーザー140万人が海外旅行に出かけた。うち、最多は広東省のユーザー。海外での消費状況を見ると、広東省の男性が日本で最も旺盛な購買意欲を見せた。
統計によると、同期間中の支付い件数は、春節(旧正月、今年は2月8日)前4日間の約2倍。海外で利用が最も多かったのは順に韓国、香港、日本、台湾、米国、タイ、インドネシアだった。これらはいずれも中国で人気の旅行先だ。
消費意欲旺盛なのは通常、女性が多いものの、海外で微信支付を利用する場合は反対に男性が多かった。微信支付の海外における利用額を見ると、各旅行先で、男性ユーザーの消費力がいずれも女性をやや上回っている。同期間中、男性の消費額が、韓国、香港、日本、台湾、タイ、インドネシアでいずれも全体の52%以上を占めた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月5日