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人民網日本語版>>経済

「ダブル12」、オンライン・オフラインのビジネスモデルに変革

人民網日本語版 2016年12月15日08:30

年に一度の「ダブル12」が終了し、支付宝(アリペイ)が13日にそのデータを発表した。世界の1億1000万人以上が3日間にわたる「ダブル12」に参加し、うち1985年代以降生まれの消費者が68%を占めた。これらの輝かしい成果は、100万以上の実店舗のモデルチェンジと高度化に支えられた。銭江晩報が伝えた。

◆消費意欲、杭州が2位

3日間の消費意欲については、上海、杭州、北京が全国のトップ3を占めた。上海の「竜之夢ショッピングモール(長寧店)」、杭州の「宝竜城市広場」、紹興の「銀泰城」が全国で人気の高いエリアになった。銀泰城の責任者は「10日はちょうど同店の2周年だったこともあり、百貨店エリアは1日で1118万元(1元は約16.64円)の売上を記録し、昨年の単日650万元の販売記録を塗り替え、73%増となった」と述べた。

今回のイベントには車の給油、地下鉄乗車、公共交通カードのチャージなども参加。「ダブル12」の3日間に、全国で62万人弱が支付宝を使い、中国石油天然気集団のガソリンスタンドで給油した。杭州地下鉄で支付宝による切符購入者は前年同期比23.91%増、深セン地下鉄は66.38%増、上海地下鉄は51.82%増となった。

◆「ダブル12」が海外進出、上海の富豪が一回で15万8000元を消費

今年は欧州、米国、日本、韓国、豪州、ニュージーランド、タイをはじめとする東南アジアの国と、香港・マカオ・台湾などの地域、合わせて16ヶ所でも、中国人客が支付宝を使い「ダブル12」に参戦した。支付宝のデータによると、中国人客が最も多かったのは韓国、日本、豪州、タイの順。平均消費額が最大だったのはフランスと英国。

支付宝利用者のフランスにおける「ダブル12」の平均消費額は2万6000元、英国は1万1000元。消費額が最大だったのは上海の利用者で、英高級デパートのHarrodsで支付宝を使い1度に15万8000元を消費した。90年代生まれが海外での消費の主力軍になり、利用者全体の4割を占めた。山西省の90年代生まれが最も気前が良く、平均消費額が3000元以上にのぼった。


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