阿里巴巴(アリババ)は先週に浙江省杭州市で、初めて店員のいない小売店舗を打ち出した。この「無人スーパー」は真に消費の新時代を切り開くものなのだろうか。「福建日報」が伝えた。
▽世論は沸騰 やはり「新たな突破口」か
アリババの無人スーパー「淘珈琲」は8日にイベント2017年淘宝(タオバオ)造物節の中で大々的にお披露目された。広さ200平方メートルほどのこの店は、一度に約50人の買い物客を受け入れることができ、「情報を自動識別、店を出る時に支払い」というモデルの、買い物と飲食の空間が融合した無人小売店だ。
実際には無人スーパーは2016年頃から世界各地に登場し、スウェーデン、日本、韓国、米国にはいずれも無人コンビニがある。特に米国にはアマゾンが打ち出すコンビニ「アマゾンゴー」があり、コンピュータビジョン、ディープラーニング、センサー、画像分析などさまざまなスマート技術を採用し、一時かなり話題になった。中国でも、17年に「無人小売」のコンセプトがブームを巻き起こした。
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