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雲栖大会、注目のハイテクが勢揃い

人民網日本語版 2017年10月13日15:07
雲栖大会、注目のハイテクが勢揃い

「食べ終わったら会計せずにそのまま出ていける」レストランやスピーカーに向かい注文できるデリバリーサービス、技術プラットフォーム「都市大脳」による渋滞解消プランの提供といったようなインターネットやクラウドコンピューティング、ビッグデータ技術の急発展に伴い、科学技術革新が私たちの未来への想像を覆そうとしている。人民日報海外版が伝えた。

開催中の「2017杭州・雲栖大会」において、最先端の人工知能(AI)製品が登場した。これらのクールなハイテクは、私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのだろうか。

◆未来のスマートレストラン、ジェスチャーで注文し自動で会計

レストラン内に人は行き来していものの、店員の姿を見つけるのは難しいこのレストラン。しかし着席すると、テーブルに軽く触れるか手を動かすことで、スマート注文画面を開き注文できる。食べ終えるとそのまま出ていくことができ、携帯電話から自動的に料金が引かれる。これは同大会で好評を博している「未来のスマートレストラン」だ。

杭州市在住の李さんは体験後「スマートレストランが使用する無感決済は、決済代行を1回設定するだけでいい。店員がテーブルを確認すれば、支付宝(アリペイ)で自動的に料金が引かれ、計算間違いを心配する必要もない」と話した。

◆スマートロボット、指示を受けデリバリー注文

ある体験者がスマートロボット「天猫精霊」に「ザリガニのデリバリー」と指示を出すと、すぐに「最近はピリ辛のザリガニが人気で、割引後の価格は152元(1元は約17円)。登録住所にデリバリーします」という答えが返ってきた。

会場にいた技術者の説明によると、このスマートロボットは学習できる「脳」のような、マンマシン交流システムを内蔵している。利用者との交流で自らの成長を続け、しかも個人の好みに応じてコンテンツを設定し推薦できる。

音声交流は業界内で、新世界につながる「扉」とされている。音声認証技術の発展により、スマート音響が持ち主を認識し、見知らぬ人の声を聞き分けることができる。技術者は「使用の安全性とプライバシーを守る。5メートル内の正解率は93%に達する」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年10月13日

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