商務部(商務省)サービス貿易・商業貿易サービス業司の責任者が7日に明らかにしたところによると、今年1~9月には中国のサービス産業の輸出入額が3兆4411億8千万元(1元は約17.2円)に達し、前年同期比8.8%増加した。このうち輸出は1兆470億4千万元で同4.1%増加、輸入は2兆3941億4千万元で同10.9%増加し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆3471億元の赤字だった。
1~9月のサービス産業の輸出入には次のような特徴がみられた。
新興のサービス分野では、輸出入が年初以来の高い増加傾向を維持した。1~9月の新興分野の輸出入額は1兆495億3千万元で同10.3%増加し、うち輸出は5156億5千万元で同8.5%増加して、増加率が輸出全体の増加率を4.4ポイント上回った。
伝統的サービス分野の輸出入では、増加ペースに明らかな分化傾向がみられた。1~9月の伝統的サービス産業(輸送、観光、建築、加工サービス)の輸出入額は2兆3653億7千万元で同7.9%増加した。
輸出では金融サービスなど付加価値の高いサービスの輸出が急増し、輸入では電気通信・コンピューター・情報サービス産業などの増加率が高い水準を保った。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月9日
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