盗まれたり紛失したりした中国の文化財情報を公表するオンラインプラットフォームが16日、陝西省西安市で立ち上げられた。同プラットホームは今後、中国が文化財関連の犯罪を撲滅し、盗まれた文化財や海外に流失した文化財を法律に基づいて返還してもらうための根拠を提供する。新華網が報じた。
同プラットホームは中国語と英語の2言語対応で、社会に一般公開されるため、誰でも見ることができる。掲載されているのは、文化財の画像や種類、名称、番号、年代、工芸技法、保存状態などの文化財に関する情報だ。同サイトには検索や通報を行う機能も搭載されている。
中国国家文化財局の劉玉珠局長によると、「同プラットホームはインターネットを通して一般人や国際社会に、中国がすでに把握している、盗まれたり紛失したりした国有文化財に関する情報を発信し、文化財関連の犯罪撲滅のための有效な手段となる」という。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月17日
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