北京大学国際病院、中国人体器官捐献管理センター、中国器官移植発展基金会は21日、共同で臓器提供者としての登録を呼びかけるイベントを行った。中国での臓器提供は2015年2766件、16年4080件で、今年は現時点で既に4529件と、前年比30%増となっている。新華社が報じた。
中国で実施された臓器提供に対する人々の意思に関する調査では、回答者の98%が臓器提供に賛成の立場を示し、94%が臓器提供者になってもいいと答えた。一方、臓器提供者になることを望まないとした人のうち46%が、その理由について「どこで登録していいか分からない」、または「手続きが面倒」と答えた。
中国は15年1月から、死刑囚からの臓器提供を全面的に取りやめた。そのため、臓器移植が必要な場合、一般人から臓器提供者を探すのが唯一の方法となっている。中国の臓器提供は世界で2番目に多い。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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