「声なき収容所――瀋陽第2次世界大戦連合軍捕虜収容所史実展」が21日、米サンフランシスコ海外抗日戦争記念館で開幕した。新華社が伝えた。
2週間にわたり、200枚余りの歴史写真、捕虜の日記や漫画などによって、瀋陽捕虜収容所での第2次世界大戦時の捕虜の生活状況と抗争の歴史を再現する。
瀋陽第2次世界大戦連合軍捕虜収容所は、日本が第2次世界大戦時にアジア太平洋の戦場で捕虜にした連合軍兵士を専門に収容するため瀋陽に設立したもので、当時は「奉天俘虜収容所」と呼ばれた。1942年11月から1945年8月まで、米国、英国、カナダ、オーストラリア、オランダ、フランスの捕虜計2000人余り(うち米軍約1200人)を収容した。3年近くの収容生活で、捕虜達は苦しみを受け尽くし、約300人がここで永眠した。
2013年に瀋陽第2次世界大戦連合軍捕虜収容所展示館がオープンし、収容所とその歴史がようやく人々に知られるようになった。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn