今回で3回目となるフランス発の世界のレストランランキング「La Liste」2018が4日、仏パリのフランス外務省で発表された。同ランキングに選出された世界の最高峰のレストラン1000軒のうち、中国のレストラン(香港・台湾・マカオ地区を含む)は123軒で、フランスの118軒を上回り、ランクインしたレストラン数で第2位となった。新華社が伝えた。
「La Liste」は2015年にフランス人が打ち出したランキングで、165ヶ国の優れたグルメスポット1万6千ヶ所が収録され、500以上のレストランガイドや口コミサイトでの評価を参考にしており、得点数上位1000軒のレストランが来年度の世界レストランランキングに選出される。
2018年度版のランキングの中で、日本のレストランは134軒ランクインし、ランクインしたレストラン数で再びトップとなった。また、フランス・パリのレストラン「Guy Savoy」は2年連続で同ランキング1位となった。中国・北京の「淮揚府」(安定門店)は中国のレストランの中でトップとなり、総合ランキングでは21位で、「ランクアップ数最大賞」を受賞した。
同ランキングの創始者の一人であるヨルグ・ジップリック氏は、取材に対して、「中国はグルメ大国であり、人口や国土面積、レストラン数を考えると、ランクインしたレストラン数が2位になるのも頷ける。このランキングは現地の口コミサイトでの評価を十分に考慮しているため、国際性をそなえたランキングといえる。世界各地の人々が中国グルメを理解し、認めていくにつれ、今後より多くの中国のレストランが同ランキングにランクインするだろう」と語った。
フランス外務省のル・ドリアン外相は同日夜に行われた同ランキングの発表イベントに参加し、フランスのマクロン大統領は同日午後に、エリゼ宮殿で世界16ヶ国から集まったシェフ代表40人と対面した。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年12月8日
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