広東出入境検験検疫局はこのほど、 第1陣となる検査・検疫スマート法執行補助ロボット8台に「国検」という名をつけた。同局が7日に発表した情報によると、同ロボットは広州天河広九直通車口岸と広州白雲国際空港口岸イミグレで使用される。中国新聞網が伝えた。
情報によると、同ロボットには1300万画素の高画質カメラとレーザーレーダーが搭載されており、出入国口岸で次の3大機能を実現する。1つ目は高温測定。IoTによって伝送されたデータ情報を用い、体温が平常値を上回る旅客に警告を出し、遮り、検査に導くことを可能とする。2つ目は低温測定。携帯が禁止されている低温保存された生物製品(動物の繁殖材料、人体組織、血液製剤など)の入国を阻止する。3つ目は顔認証技術。同技術によりビッグデータ内の重点コントロール人物をチェックする。例えば過去に違反行為をした出入国する旅客を正確に識別し、早期警戒し、遮ることができる。
検査・検疫職員によると、同ロボットはさらにIoTビッグデータと音声認識技術を使い、旅客とマンマシンインターフェースを実現する。検査・検疫業務の受け答えをし、同時に業務情報の放送を実現。同ロボットのクラウド機能は検査・検疫関連法、部門規定、関連情報をアップデートしており、人々の日常的な質問に回答することが可能だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月8日
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