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中仏海洋衛星が来年にも打ち上げへ

人民網日本語版 2017年12月08日15:11

国家衛星海洋応用センターが7日に発表した情報によると、中国とフランスが協力する初の衛星「中仏海洋衛星」が2018年に打ち上げられ、世界範囲における海洋表面の波を観察することになった。同衛星中国側科学チーム長、同センター副主任の劉建強氏によると、第13次五カ年計画期間(2016-20年)に海洋1号C・D星、海洋2号B・C星を含む海洋試験・事業衛星9基を打ち上げることになる。海洋シリーズ衛星地上応用システムの改善を続け、衛星・地上一体業務化運行及びサービス能力を高め、海洋強国の建設加速、グローバルガバナンス、世界的な気候変動を支えていく。科技日報が伝えた。

劉氏は、「同衛星の波スペクトロメータと散乱計は、地球から520キロ離れた軌道上で24時間休まず稼働する。海洋表面の風と波の大面積・高精度同時観測を実現する。観測データは両国及び世界各国の科学者と予報士で共有する。波の形成の過程と変化の法則への理解を深め、風による波と湧き起こる波を区別することができる。船舶の航行安全、世界の海洋の防災・減災、世界の海洋資源調査をサポートする。波と海面の風を同時に観測できる同衛星は、中国海洋シリーズ衛星の重要な補完であり、中国の海洋1・2・3号の不足を補う。波に関する海洋動力環境の変化の法則への科学的な認識を深める」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年12月8日

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