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広州-ケアンズ直行便が就航

人民網日本語版 2017年12月08日16:23

広州を離陸した中国南方航空エア・バスA330型旅客機が現地時間5日、オーストラリア・ケアンズ国際空港に到着、中国大陸部とケアンズを直行で結ぶ初の定期路線が開通した。広州-ケアンズ線は毎週3往復で、飛行時間は7時間半。人民日報が報じた。

オーストラリア・クイーンズランド州北部にあるケアンズは、同州の重要な窓口となっている、世界的に有名な観光名所。統計データによると、中国は、クイーンズランド州にとって最も大きな観光消費市場であり、成長が最も著しい国際的な観光客源国となっている。

2016年、クイーンズランド州における中国人観光客による経済収益は10億オーストラリアドル(1オーストラリアドルは約85円)を上回った。現地紙ケアンズ・ポストの報道によると、新路線の就航によって、ケアンズを訪れる観光客の増加数は年間3万3千人、今後3年以内に9千万オーストラリアドルの収入が新たにケアンズにもたらされると見込まれている。

中国人団体客のオーストラリア観光旅行が正式に始まった1999年から2016年までに、オーストラリアを訪れた中国人観光客は13倍にまで増加した。「中国-オーストラリア観光年」にあたる2017年は、オーストラリアを訪れる外国人観光客の8人に1人は中国からの観光客で、オーストラリアにおける外国人観光客の消費総額の4分の1は、中国人観光客によるものとなっている。オーストラリア・中国工商業委員会(ACBC)がこのほど発表した報告では、オーストラリアを訪れる中国人観光客数は、2026年までに現在の3倍に増え、年間延べ330万人に達すると予測されている。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年12月8日

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