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19年までに広州のスマート設備・ロボット産業生産額が1000億元達成の見込み (2)

人民網日本語版 2017年12月08日17:00

フォーチュン・グローバル・フォーラムが開幕した6日、黄埔区と広州開発区は、阿里雲計算(Alibaba Cloud)有限公司と提携することで合意した。これをうけて、注目を集める阿里雲工業互聯網の本部が同地に設置されることになる。

11月16日、海爾(ハイアール)集団は、広州南沙に資金を投じて華南地区本部や海爾金控華南本部を建設するほか、スマート製造の「脳」と呼ばれる「COSMOPLAT産業モデルセンター」を設置すると発表した。実現すれば、5年間でその売り上げ総額が約1000億元に達すると見込まれている。同プロジェクトにより、スマート製造やスマート物流センター、世界最大のスマートエアコン製造産業が集まり、フォーチュンが毎年発表するフォーチュングローバル500社にランクインし、海爾が買収した米ゼネラル・エレクトリック(GE)の家電事業が南沙で産業化されることになる。

事実、今年から多くの業界大手が競うように続々と広州に集まってきている。海爾や阿里雲のほか、騰訊(テンセント)、マイクロソフト、華為、富士康、シスコ・システムズなどが次々と進出し、広州経済の発展に強力な力を注入している。

3月、富士康は、第10.5代8Kディスプレイの生産工場の建設を広州増城でスタートさせたほか、4月、シスコ・システムズは広州スマートタウンの建設を始め、生産額は1000億元を上回ると見込まれている。5月、マイクロソフトは南沙開発区と、戦略提携協議に調印し、「マイクロソフト広州クラウド・モバイルアプリインキュベータープラットフォーム」を構築し、人工知能分野の準備を整えている。9月、華為は白雲区と、クラウドコンピューティング戦略提携協議に調印し、クラウドコンピューティングやクラウド産業の発展プラットフォームに照準を絞っている。

世界的に有名な企業が広州への進出を加速させているのは、広州のスマート製造の分野の巨大なポテンシャルに目を付けているからであることに疑いの余地はない。世界の製造工場である珠江デルタに隣接する広州は、最先端の製造業のためのしっかりとした基礎があり、珠江デルタをイノベーション型へと転換させる重要な責任を担っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年12月8日


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