中国科学院A類戦略的先導科学技術特別プロジェクト「宇宙科学」総括・検収会が14日、北京で開かれた。記者の調べによると、特別プロジェクト第1期の暗黒物質探査衛星「悟空」、「実践10号」衛星、量子衛星「墨子号」、硬X線変調望遠鏡衛星「慧眼」の開発及び打ち上げ任務が順調に完了した。第2期では引き続き宇宙科学シリーズ衛星の任務を実施する。これにはアインシュタインプローブ(EP)衛星、先進的宇宙太陽天文台(ASO-S)、世界水循環観測衛星(WCOM)、磁気圏―電離圏―熱圏結合小型衛星星座探査計画(MIT)が含まれ、2021年前後に打ち上げられる計画だ。
宇宙科学先導特別プロジェクトは、中国にとってこれまでで最大規模の科学衛星計画であり、中国初の重大基礎科学発見を主要目標とする衛星計画だ。特別プロジェクトは2011年1月に始まり、6年間の取り組みにより、最も高い優位性を占め最も重大な科学発見潜在力を秘めた科学ホット分野で、重大革新と進展を実現した。宇宙科学、宇宙技術、宇宙応用の全面的な発展を推進している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月15日
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