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コンシューマー・エレクトロニクス・ショーが米国で開幕  目玉は人工知能

人民網日本語版 2018年01月10日08:57

世界最大の消費者家電見本市「2018年コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」が現地時間9日、米ラスベガスで開幕した。今年は同イベントに世界の3900社以上が出展している。現在注目が非常に高まっている人工知能(AI)の波に乗り、スマート家具、自動運転、スマートロボットなどの分野が、今回のCESの目玉となるだろう。新民晩報が報じた。

世界最大規模で最も影響力ある消費者家電見本市であるCESは世界の大手電子機器メーカーが、最新の商品や最先端技術、理念を発表する重要なプラットフォームになっている。主催者が公表している出展者リストを見ると、人工知能技術を搭載したスマート家具が今回最大の見どころとなっている。グーグルやアマゾン、サムスンなどの大手スマート家具メーカーのほか、規模がそれほど大きくない新興企業も存在感を示している。商品を見ると、これまであったスマートスピーカー、スマートロック、サーモスタットなどに加えて、キッチンで使う電化製品もカバーし、ほぼ全ての家具系商品が勢揃いしている。

自動運転の分野を見ると、中国の百度の自動運転プラットフォーム・アポロ(阿波羅)2.0が初めて公開される予定で、業界内で期待が高まっている。米国の配車サービスを手がけるLyftと自動運転技術を開発するAptivはCES期間中、ラスベガス地域で完全自動運転タクシーを運行すると発表しており、注目を集めている。また、今年は自動車メーカー約300社も出展している。うち、ベンツやゼネラルモーターズ(GM)、フォードなどは、新型コンセプトカーを発表し、自動運転の最新の設計コンセプトを示す。その他、近年注目を集めているバーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)関連の商品、ウェアラブル・スマートデバイス、パソコン、スマートフォンメーカーなども目玉となっている。

CESの公式サイトによると、出展者のうち、中国のメーカーは1551社で、全体の3分の1を占めている。アポロ2.0を発表する百度のほか、華為、聯想、中興、海爾、科大訊飛などの中国ブランドも出展している。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年1月9日

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