北京科興生物製品有限公司が25日に発表した情報によると、同社が自主開発・生産する国内初のA型肝炎不活化ワクチン「孩爾来福」が世界保健機関(WHO)の一次認証に合格した。これは同製品が国際機関による調達を通じ各国のA型肝炎予防の需要を満たし、さらに同ワクチンの世界各国・地域への進出を促進できることを意味する。科技日報が伝えた。
同ワクチンはグラクソ・スミスクライン社の製品に続き、世界で2番目にWHOの一次認証に合格した製品であり、国際市場に大きな需要が存在する。
A型肝炎不活化ワクチンは、A型肝炎予防の最も効果的な手段であり、国際機関から広く承認されている。孩爾来福は中国で使用量が最大のA型肝炎不活化ワクチンで、中国大陸の31省・直轄市・自治区で使用されている。2002年の発売以降、同製品は中国、モンゴル、ネパール、チリ、ウズベキスタン、バングラデシュなどで5000万本以上使用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月26日
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