交通輸送、鉱物地質、不動産開発、ラジオ・テレビ・映画、従来型銀行が、人余りの深刻な産業であり、新たに開放されたポジションの求人はいずれも求職者を大いに下回った。
また自動化とAIの技術が各産業で徐々に応用されるようになり、単純な繰り返し作業が中心のポジションは供給過剰で、校正・入力、窓口業務、イベント要員、物流調整などのポジションは、供給過剰状態が前年同期よりさらに進行した。
求人や給与の産業間格差が人材の流動を激化させている。データをみると、18年1~2月には、産業間の平均給与の格差レベルがさらに拡大した。給与トップのインターネット産業と最下位の食品・飲料産業とでは1.79倍の開きがあり、開きが前年同期より0.06倍拡大した。
これまで給与の高い産業トップ3とされてきたインターネット、金融、専門的サービスは引き続き上位にあり、平均月収が他の産業より1千元以上多かった。具体的なポジションの求人をみると、ハイテク関連の人材不足がかなり深刻で、給与では他産業を圧倒する優位性をみせる。18年のハイテク技術研究開発人材の平均給与は1万4400元、ハイテク製品関連人材は1万3900元で、増加率はどちらも5%を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年3月7日
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