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2017年度十大考古学的新発見の前期評議結果が発表 (2)

人民網日本語版 2018年03月15日08:35

遺跡のジャンルを見ると、住居跡、古墳、城跡がメインで、特色にあふれたものも多い。近年、洞窟遺跡がたびたび選出されており、今回も3項目入っている。洞窟遺跡の地層が長期間にわたって堆積し、比較的良い状態で先史時代の人類の住居遺跡が残っているなどの特徴が、考古学研究の注目を集めていることを反映している。そのほか、江西省鷹潭龍虎山大上清宮遺跡は大型の道教宮観遺跡で、吉林省安図宝馬城には、金代皇家長白山神廟遺跡があり、重慶奉節南宋白帝城遺跡は、山に建設された防御体系が特徴だ。

発掘作業の性質を見ると、プロジェクトとして積極的に発掘されたものがほとんどで、プロジェクトも長年継続して実施されている。例えば、福建省明溪南山遺跡や陝西省西安秦漢櫟陽城遺跡、河南省洛陽東漢帝陵などの考古学調査・発掘は、数年間かけて行われているプロジェクトで、陝西省高陵楊官寨遺跡の発掘は10年以上続いている。

最終的に17年度全国十大考古学新発見を選出する評議会は4月9-11日まで北京で開催される。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月15日


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