文化サロン会場。(画像は主催者が提供)
今月11日、中国の検索エンジン・搜狗(Sogou)の中国語入力システム・字媒体が開催した文化サロン「SNS、漢字、原宿少年」で、日本で活躍する作家・毛丹青さんが、「漢字文化をPRするためには、内部の視野だけでなく、外部の視野も必要。例えば、漢字が書ける外国人に、漢字をどのように理解しているかについて聞いてみたりするべき」と語った。中国新聞網が報じた。
文化サロン会場。(画像は主催者が提供)
日本で中国文学のPRを続ける毛さんは、「近年、PRの手段が増えるにつれ、人々はいろんなルートを通して中国を知るようになってきた。しかし、現代中国文学作品の発信は思うように進んでいない。以前は中国について知る手段は限られていたため、文学作品を通して知ろうとする人が多かった。しかし、今はその方法が増えているものの、文学情報はあまり含まれていない」とし、「漢字文化をPRするためには、外部の視野を増やし、漢字が分かる外国人が漢字をどのように理解しているかを観察すべきだ」と指摘した。
文化サロン会場。(画像は主催者が提供)
また、「多くの日本の若者には漢字に対する知識の基礎があり、漢字を学ぶ能力も高い。日本は幼少期から漢字を学ばせており、いろんなアイテムを使って漢字を教えている。例えば、小学1年では粘土、3年では版画、その後は積み木などを使っている。これらは、中国人が漢字を学ぶ方法とは異なり、体全体を使って学ぶため、子供は楽しく学ぶことができ、中国もこの方法を参考にすべき」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月15日
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