3月6日、江西省南昌市西湖区興柴北苑の住民がスマート分別ごみ箱に分別したゴミを捨てているところ。正しく捨てるとポイントが加算され、たまれば飲料、ティッシュペーパー、石鹸などと交換できる。(写真は人民視覚より)
1トンの古紙が処理工程を経て850キログラムの紙に生まれ変わる。1トンの廃棄ガラスも処理によってバスケットコートほどの平面ガラスに生まれ変わる。中国では、人々の間でゴミ分別の意識が高まっており、分別や再処理は今や全国的な系統的プロセスだ。人民日報が伝えた。
中国では2000年からゴミ分別制度がスタート。ここ数年は、新しい発展理念の下、各地方政府がインターネット技術、ゴミ分別、再生可能資源の回収・利用を融合させ、「インターネット+分別回収モデル」を発展させている。
広州市と深セン市はさきにモバイルアプリケーションプラットフォームを打ち出して、ゴミ分別の情報化管理を進めた。山東省青島市は昨年12月に初のスマートゴミ分別回収ボックスの試行を実施し、ポイント交換制度を取り入れて市民がゴミ分別の習慣を身に着けるよう奨励している。
浙江省金華市金東区鎖園村では、各家庭に2つの色違いのゴミ箱があり、ゴミを分別している。同市は14年5月から農村の生活ゴミ分別テスト事業を展開し、17年末までに市内の郷鎮を100%カバーし、今や美しく清潔になったこの村を訪れる観光客がますます増えている。17年の第1〜3四半期に、同市の各地にある農家民宿ツアーの利用者はのべ1990万2千人に達して前年同期比15.2%増加し、営業収入は14億4100万元(1元は約16.7円)に上り同21.67%増加した。豊かな自然は金銀ほどの価値をもつようになっている。
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