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大ヒットドラマ「人民的名義」の続編が話題に 達康書記が汚職に手染める?

人民網日本語版 2018年03月27日14:51

脚本家の周梅森がこのほど、2017年の大ヒットドラマ「人民的名義」(In the name of people)」の続編となる「人民的財産」製作の詳細を明らかにし、ネットユーザーらの間ではそのストーリーをめぐって議論が巻き起こっている。その中でも最大の焦点となっているのは、李達康・書記が汚職に手を染めるのかという部分だ。 山東商報が報じた。

ドラマ「人民的名義」は昨年、たびたび人気検索ワードとなり、口コミも視聴率も高く、「良心的な作品」として好評を博した。同ドラマは中国では珍しく反腐敗をテーマにしており、検察官が政府関係者らの汚職事件を少しずつ根底まで捜索するストーリーだ。話題性に富んでいたことに加え、緊迫感があり、陸毅、張豊毅、呉剛、許亜軍、張志堅、侯勇ら実力派俳優が迫真の演技を見せたため、昨年放送された多くのドラマの中では群を抜いた大ヒット作となった。

「人民的名義」は全52話だったのに対して、続編は全60話になる予定で、今年10月にクランクインする。大盛り上がりとなっているネットユーザーや「人民的名義」のファンにとっては間違いなくグッドニュースで、期待する声、前作と同じキャストで製作してほしいという声が続々と上がっている。しかし、60話に増えることに関しては、多くのネットユーザーが、「ストーリー展開がダラダラしてしまうのでは」や「スポンサーの関係か何かで、長くしなければならなかったのなら、絶対に終わっている」との声を上げており、あまり歓迎されていないようだ。ただ、「脚本家の能力を信じないと。このドラマの製作会社の実力は確かなのだから」との声もある。

多くの議論のうち、ネットユーザーらの最大の焦点は李達康・書記が汚職に手を染めるのかという部分だ。しかし、周梅森は、「まず、第一作で、李達康と易学習・書記の間にはすでに確執があったことは、視聴者も気付いたはず。また、李達康のようにしっかりとした目的を持ち、能力の高い人間は、最終的には極端な方向に走ってしまいがち。汚職に手を染めていくというようなストーリーは、役者の実力が問われるところ。達康を演じる呉剛にとっては実力の見せ所となるということだ」と説明している。ネットユーザーらが、人気度の高い李達康・書記が汚職に手を染めていく姿を受け入れられるかは、続編を最後まで見るまで分からない。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月27日

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