中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は18日の定例記者会見で「『一つの中国』原則は人心の向かうところであり、その勢いは阻止できない。アフリカの関係国が世界の大勢を見極め、中国アフリカ友好協力の大きな枠組みに早く戻ることを希望する」と表明した。
【記者】報道によると、台湾地区の指導者である蔡英文氏は昨日スワジランド「訪問」を行い、いわゆる台湾とスワジランドの「国交樹立」50周年を記念した。報道によると、蔡氏の「アフリカ訪問」は就任後初だ。これについてコメントは。
【華報道官】世界には1つの中国しかなく、台湾地区は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府だ。これは国連決議で確認されているだけでなく、世界の圧倒的多数の国々の一致した共通認識でもある。
現在、中国とアフリカの戦略的協力パートナーシップは良好な発展の勢いを保っている。今年9月開催の中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが中国アフリカ協力の新たな高まりを巻き起こすことは間違いない。ガンビアとサントメ・プリンシペが中国アフリカ友好協力の大きな枠組みに戻ったことは、「一つの中国」原則が人心の向かうところであり、その勢いは阻止できないことを十分に物語っている。われわれはアフリカの関係国が世界の大勢を見極め、中国アフリカ友好協力の大きな枠組みに早く戻ることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月19日
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