最近、中国の漫画「BLADES OF THE GUARDIANS」が日本で大きな話題となり、NHKの番組で3回紹介され、「世界レベルのアニメ傑作」と称されている。そして、「BLADES OF THE GUARDIANS」の単行本が中国と日本で同時発売された。揚子晩報が報じた。
「BLADES OF THE GUARDIANS」は、中国の隋(581-618年)の末期から唐(618-907年)初期の不穏な時代を舞台にしており、主人公らが長安を目指して西域を出発し、義侠心、恩讐に富んだ旅を展開する。不穏な隋末の世界観を再現するために、作者の許先哲氏は史実資料を収集するためだけに7年の歳月をかけ、登場人物の服装から、武器、文化に至るまで詳しく研究した。「中国の歴史にはたくさんの王朝、素晴らしい人物、書籍があり、それらを真剣な態度で発掘すれば、良い物語を生むことができる。日本の物語をコピーする必要はなく、中国ならではの物語を使って勝負しなければならない。ここで言っているのは画風ではなく、文化の内奥のことだ」と許先哲氏。さらに、納得のいくスタートを切りたいと、1枚目の絵だけでも2000回以上書き直したという。
「BLADES OF THE GUARDIANS」はネット上で約4年連載され、高い口コミと人気を誇るようになっている。読者からは、「これは感動の作品。画風にしてもストーリーにしてもとても成熟していて、中国の漫画の希望を見ることができる」との声を寄せている。出版社・読客図書によると、「BLADES OF THE GUARDIANS」のテレビアニメ化、映像作品化がすでに進められている。テレビアニメ化を担当するのは大ヒットアニメーション映画「西遊記 ヒーロー・イズ・バック(原題:西遊記之大聖帰来)」のクリエイターチームで、映像作品は人気ドラマ「白夜追凶(Day and Night)」の製作者が製作する。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月23日
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