税関総署がまとめた統計によると、今年1-5月には、中国の貨物貿易の輸出入額が11兆6300億元(1元は約17.1円)に上り、前年同期比8.8%増加した。このうち輸出は6兆1400億元で同5.5%増加、輸入は5兆4900億元で同12.6%増加、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6498億1千万元の黒字で、黒字額は同31%縮小した。人民日報が伝えた。
5月の輸出入額は2兆5300億元で同8.6%増加し、輸出は1兆3400億元で同3.2%増加、輸入は1兆1900億元で同15.6%増加、貿易収支は1565億1千万元の黒字で、黒字額は同43.1%縮小した。
1〜5月には、一般貿易が急速な伸びを示し、貿易全体に占める割合も上昇した。欧州連合(EU)、米国、ASEAN、日本などの主要市場との輸出入がいずれも増加し、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国との輸出入の増加率は全体平均を上回った。中国と「一帯一路」参加国との輸出入額は3兆2100億元で同11.1%増加し、増加率は全体平均を2.3ポイント上回り、対外貿易総額に占める割合は27.6%で、同0.6ポイント上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月10日
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