中国人作家・周浩暉が書いたミステリー・推理小説「死亡通知書」の英語版が5日、米国で発売された。米国の有名な出版社・ダブルデイが中国のホラー小説を出版するのはこれが初で、NYタイムズやウォール・ストリート・ジャーナルが文化欄の目立つ位置で報じた。新華社が伝えた。
NYタイムズによると、本作は警官が復讐殺人犯を追うストーリーだ。翻訳者は物語の舞台を江蘇省・浙江省周辺から四川省成都市に変えた。これには商業的な理由がある。成都市のパンダと四川料理は西側の読者に親しまれており、その場にいるような感覚に浸れるであろうからだ。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、「死亡通知書」は周浩暉による犯罪小説三部作の1作目で、出版社は米国で1万8000部を発行し、2作目と3作目の翻訳出版も検討中だという。
本作の英語版は来週、英国でも出版される。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月11日
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