端午節(旧暦5月5日。今年は6月18日)の小型連休が近づき、観光市場は再び海外旅行のピークを迎えることになる。6月6日に旅行予約サイト・途牛旅遊網が発表した「2018年端午節観光消費情勢予測」は、ユーザーの予約データを踏まえ、今年の端午節小型連休の観光市場の消費トレンドを予測分析した。「北京商報」が伝えた。
予約状況をみると、ユーザーの6割以上が3日間以上の中長距離海外旅行商品を選択しており、4日間の休みを取って前後の週末とつなげて9日間の休みにする人や、さらに多くの休みを取って9~15日間の長期で海外旅行に出かける人もいる。
好調な人民元相場、直行便の増加、査証(ビザ)の利便性向上などにより、端午節連休に海外旅行をする人が目立って増えた。目的地の上位10ヶ国は上から順に、日本、タイ、イタリア、フランス、スイス、インドネシア、ドイツ、ベトナム、米国、マレーシア。国内の長距離旅行の目的地の上位10ヶ所は上から順に、三亜、杭州、麗江、大理、北京、蘇州、成都、厦門(アモイ)、昆明、桂林となっている。三亜は中国人がビーチリゾートに行く時に真っ先に選ぶ場所で、今年もトップだった。また西部地域の甘粛省、青海省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、西蔵(チベット)自治区等も人気が急上昇しており、現時点で途牛の端午節連休期間の新疆方面団体ツアー商品の申込者は前年より140%以上増加している。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月8日
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