習近平国家主席によるアラブ首長国連邦(UAE)、セネガル、ルワンダ、南アフリカ公式訪問、第10回BRICS首脳会議出席、モーリシャス友好訪問について、孔鉉佑外交副部長(外務次官)と張軍外交部長助理(外務次官補)が13日の国内外プレス向けブリーフィングで説明した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
(1)UAE、セネガル、ルワンダ、南アフリカ公式訪問、モーリシャス友好訪問について
(孔副部長)中国国家元首のUAE訪問は29年ぶりとなる。習主席はムハンマド副大統領兼首相、ムハンマド・アブダビ首長位継承者と会談するほか、歓迎式典、調印式、歓迎晩餐会に出席する。双方は「一帯一路」共同建設、生産能力協力、エネルギー、農業、金融、税関、科学研究、人・文化などの分野で重要な成果にいたる見通しだ。中国国家主席のセネガル訪問は9年ぶりであり、習主席の西アフリカ訪問は初めてだ。習主席はサル大統領と会談し、両国の関係と実務協力及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換するほか、協力文書複数の調印に立ち会う。中国国家主席によるルワンダ訪問は初だ。習主席はカガメ大統領と会談するほか、協力協定複数の調印に立ち会い、双方の実務協力を新たな段階へと押し上げる。習主席の南アフリカ公式訪問は3回目だ。習主席はラマポーザ大統領と会談するほか、両国の国交樹立20周年記念行事に出席し、一層の政治的相互信頼の強化、実務協力の推進、人的・文化的交流の促進、関心を共有する国際・地域問題について踏み込んで意見交換するほか、協力協定複数の調印に立ち会う。中国国家主席のモーリシャス訪問は9年ぶりとなる。習主席はジャグナット首相と会談し、両国の関係と実務協力の一層の発展、関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をする。
(2)第10回BRICS首脳会議出席について
(張部長助理)習主席は25~27日に南アフリカ・ヨハネスブルグで行われる第10回BRICS首脳会議に出席する。中国にとって新興国と途上国に対する重要な外交活動だ。中国はBRICS協力を非常に重視している。習主席がBRICS首脳会議に出席する、またはその議長を務めるのは6回連続となる。BRICS協力の推進・先導に中国側が果たしている役割を各国は十分に認め、評価している。今年はBRICS協力の第2の「黄金の10年」の始まる年であり、BRICS首脳会議が始まってから10年にあたる年でもあり、今回のヨハネスブルグ会議は幅広く注目されている。習主席はBRICSビジネスフォーラム、首脳会議、拡大会合、首脳会議10周年記念非公式会議、BRICSとアフリカ諸国の首脳対話、「BRICSプラス」首脳対話などの重要な活動に出席し、国際情勢、BRICS協力、関心を共有する重要な国際・地域問題について各国首脳と踏み込んだ話し合いを持つ。習主席は関係国首脳との二国間会談も行い、国際情勢、二国間関係、BRICS協力などの問題について意見交換する。会議は「BRICS首脳ヨハネスブルグ宣言」を発表する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月16日
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