「米中が貿易の溝を解消する合意に達することができない責任は中国にある」との米高官の発言について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日「中国側は一貫して最大の誠意と忍耐をもって、対話と協議を通じた溝の解消を推し進め、貿易摩擦の激化を回避するために最大限の努力を尽くしてきた。米高官が、このように白を黒と言い、逆ねじを食わせていることは驚きだ」と述べた。
【記者】米国のクドロー国家経済会議(NEC)委員長が「米中が貿易の溝を解消する合意に達することができない責任は中国にある。ボールは現在中国側にある。満足のいく案を中国側が出しさえすれば、米側は中国製品に対する追加関税を停止できる」と述べたとの報道について、コメントは。
【華報道官】すでに中国商務部(商務省)が12日の声明で、経済貿易問題における中米の接触・協議の全過程を完全に再現した。中国側は一貫して最大の誠意と忍耐をもって、対話と協議を通じた溝の解消を推し進め、貿易摩擦の激化を回避するために最大限の努力を尽くしてきた。中米の経済・貿易摩擦問題における中国側の立場と姿勢は一貫した明確なものだ。米側が圧力を振りかざし、脅迫し、恐喝し、横暴かつ理不尽に振る舞い、言動がころころ変わり、発言が信用できないことが、事態のエスカレートを招いた直接的にして根本的な原因だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月20日
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