このほど閉幕したサッカーのワールドカップ(W杯)で最も輝いた中国のものは、ロシア市場に躍進した10万匹の湖北省産ザリガニで、そのおいしさでロシアはもとより、世界各地のサッカーファンの舌を魅了した。W杯が終わった今、ザリガニはさらに海外への歩みを進め、今度は中東市場に進出した。27日には重量270キログラムのザリガニ約5千匹がドバイに到着し、中国の養殖ザリガニがアラブ首長国連邦(UAE)市場に進出した初めてのケースとなった。「長江日報」が伝えた。
出荷業者によると、「ザリガニはUAE市場のグルメたちの間でますます人気を博しており、UAEは重要な輸出市場になりつつある。うちで扱うザリガニはUAE市場で価格が倍増し、750グラム入りのドバイでの販売価格は299UAEディルハム(1UAEディルハムは約30.3円)になり、人民元に換算すると551元(1元は約16.3円)で、1キログラムあたり735元になる。中国での価格はキロあたり100~120元ほどだ」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月30日
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