チャンス拡大と同時に競争激化も
日本政府が外国人労働者を受け入れる分野を拡大したということは、日本の労働者市場が現在、世界各国にその大きな扉を開いているということだ。つまり、華僑・華人もそこから大きな利益を受けることができるが、他の国からやって来る労働者との競争にも直面することになる。
陳副院長は、「日本の外国人労働者受け入れ拡大は、中国だけが対象ではなく、労働力資源が豊富なベトナムやインドネシア、フィリピンなどの東南アジア諸国を含む世界各国が対象だ。そのため、在日華僑・華人にとっては、就職活動の際の競争が一層熾烈になるということ」と指摘する。
華僑・華人は現在、日本の国民経済発展においてより重要な役割を果たすようになっている。例えば、日本企業は、華僑・華人の従業員を足掛かりに中国市場を開拓できるほか、それら従業員が日本で働いていることで、日本の生産力を向上させることができる。また、華僑・華人の従業員がいることで、中国にいるその親戚や友人が日本に旅行に来るきっかけにもなり、日本の観光業の発展、中日両国の民間往来が促進されることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月8日
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