上空からとらえた海南省海口市江東片区(撮影・駱雲飛)。 |
海南省人民政府弁公庁はこのほど、「今後3年間をかけて観光を国際化レベルにまで引き上げる。また2020年までに、外国人観光客数をのべ200万人まで増やし、外国人労働者を5万人誘致する」との方針を記した文書を発表した。新華社が伝えた。
今回発表された、「観光国際化レベルを引き上げるための海南省3年行動計画(2018-2020年)」と題する文書によると、今後、海南で働くことを希望する外国人の就職ルートをいっそう緩和し、販売・マネジメント・マッサージ師・サービス管理者などの職種に対する雇用ニーズをめぐり、学校運営やインバウンド労働力と組み合わせた方法によって、主にフィリピン、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ネパール、ベトナムなどの国家・地域から、一定レベルの英語教育を受けた外国人労働者を受け入れ、就労ビザを発給するとしている。
計画によると、海南は、海南を訪れる外国人を対象とした「ビザ免除」と「アライバルビザ」サービスを完備し、ビザ免除の対象となる国家・地域をさらに拡大する方針。また、海口と三亜という2つの重点観光都市を拠り所として、外国人観光客集中エリアを打ち出し、出国タックス・リファンド手続を取り扱う商店の数を大幅に増加させる計画だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月25日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn