中国石油化工集団(中国石化)は7日、傘下の中原油田の所在地である河南省濮陽県及び周辺地域にすでに16ヶ所のガス貯蔵施設を建設し、貯蔵量を556億立方メートル拡大したと発表した。また2020年までに新たに5つのガス貯蔵施設を建設する計画だとした。竣工後は中国最大のガス貯蔵施設クラスタとなる。科技日報が伝えた。
中原油田分公司副チーフ地質学者、油ガス開発管理部主任の李存貴氏は、「中原油田の40年以上の調査と開発により、一部の油ガス田が開発の後期に入り、閉ループ型の良好な地下油ガス貯蔵空間を形成した。ガス貯蔵施設を建設する独特の条件を備えた」と説明した。
情報によると、同地域で急ピッチで建設中の「文23ガス貯蔵施設」は、国内最大のガス貯蔵施設の一つだ。設計上の貯蔵量は104億立方メートルで、竣工後の有効活動ガス量は40億立方メートル以上に達する。これにより華北地区及び全国のピーク期のガス利用に大幅な余裕を持たせることを実現する見通し。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月8日
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