新疆油田公司は10数年の科学技術難関突破に取り組み続け、ジュンガル盆地マナサロヴァル湖陥没中心エリアで10億トン級礫岩大型油田エリアを発見した。これは、現在発見されているものの中で世界最大規模の礫岩油田だ。新疆油田公司は11月30日午後、正式に同情報を発表した。科技日報が伝えた。
カラマイ油田は中華人民共和国が誕生してから初めて発見された大型油田で、独特な大比重ケロシン、超低温潤滑油は宇宙・国防産業に必要な、貯蔵量が不足した資源だ。半世紀にわたり開発が進められてきたが、すでに長年にわたり重大な進展がなかった。
新疆油田公司の支東明・総地質師は、「10数年の難関突破の継続により、我々は陸地石油資源生成及び礫岩沈積学の理論を豊富にし、礫岩大型油田エリアの石油生成モデルを構築し、礫岩高効率探査技術の革新を実現した。断裂帯を跨ぎ、10億トン級マナサロヴァル湖大型油田エリアを発見した。数世代に渡る新疆石油関係者の、祖国のために大型油田を発見したいという願いをかなえ、中国さらには世界の礫岩探査に成功体験をもたらした」と説明した。
マナサロヴァル湖大型油田エリアは新疆に大きな経済効果をもたらし、中国西部地区のエネルギー安全及び国防・軍需建設の重要な支柱となった。
マナサロヴァル湖大型油田エリアではすでに、3級石油推定埋蔵量が12億4000万トンに達している。うち、確認埋蔵量は5億トンで、カラマイ油田1つ分に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月1日
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