中国科学技術大学が発表した情報によると、同校の安琪教授、曹平准教授が率いるチームはこのほど中国海上石油・地震探査システムプラント産業化の研究で、画期的な進展を実現した。彼らが開発した新型海上石油・地震探査データ収集設備が、渤海旅大工区での試験に成功し、初の海上試験を終えた。中国独自の探査装備の実用化に向け、堅固な基礎を築いた。新華社が伝えた。
中国が完全に独自に開発した新型海上石油・地震探査データ収集設備を搭載した、物理調査船「東方明珠号」が10月4日未明、渤海旅大工区で作業試験を開始した。電気ケーブル投入深度、データ記録の長さ、サンプル率などを組み合わせ、わずか2時間で海上試験を順調に完了した。プロジェクトチームと収集作業企業は数多くの課題を乗り越え、約160キロに渡る地震データの収集に成功し、海上試験大綱の内容を完了した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月30日
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