国務院貧困支援開発指導小組弁公室の劉永富主任は14日開催の「中国アフリカ協力フォーラム——貧困削減と発展会議2018」で「中国とアフリカ諸国は同じく奮闘の歴史があり、貧困削減の実践において良いノウハウと手法を多く蓄積してきた。中国とアフリカは4分野で協力強化に力を入れ、貧困削減事業の発展を共に推し進める」と表明した。新華社が伝えた。
劉氏は「貧困根絶と持続可能な発展の実現は中国とアフリカの人々にとって共通の目標であり歴史的課題だ。貧困削減分野の交流・協力の積極的な実施は、中国とアフリカの発展ノウハウの共有を促進し、共同発展を実現し、中国アフリカ運命共同体を構築する重要な方法だ」と指摘。このために双方が協力の強化に力を入れる分野として以下を挙げた。
(1)貧困削減交流の強化。「一帯一路」の枠組で、中国とアフリカの貧困削減対話協力制度を構築し、貧困削減協力を推し進め続け、貧困削減ノウハウの交流と共有を強化し続ける。
(2)貧困削減研究の実施。中国はアフリカ諸国及び関係する研究機関と共同研究を実施し、効果的な貧困対策を共に検討し、貧困削減の知的産物を協力して開発し、世界の貧困削減のために中国の知恵と案を捧げる。
(3)青年人材の育成強化。中国はアフリカ諸国で毎年増える1000万人の労働力を念頭に置き、アフリカ諸国のニーズに基づき、引き続き貧困削減政策・実践研修クラスを開催し、アフリカ諸国の貧困削減分野の専門人材の育成を支援する。
(4)貧困削減モデル事業の協力実施。中国はアフリカ諸国と協力し、貧困削減モデル事業の実施を共に検討し、アフリカ諸国の貧困削減と発展のために事業モデルと技術支援を提供する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月15日
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