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外貨管理局「外為市場の需給が全体的に安定を維持」

人民網日本語版 2018年08月20日14:00

国家外貨管理局はこのほど外国為替収支のデータを発表した。それによると、今年7月には銀行間取引が94億ドル(1ドルは約110.5円)の赤字となり、赤字額は前年同期比39%減少した。国内企業などの非金融機関の対外収支は120億ドルの赤字で、赤字額は同45%減少した。「経済参考報」が伝えた。

同局の報道官は、「全体としてみると、現在の中国の外国為替市場は需給が全体的に安定を維持し、市場主体の対外取引は理性的で秩序が保たれた。対外開放政策の効果が引き続き現れ、海外資本が持続的に流入し、企業と個人による外貨購入が安定を維持した」と述べた。

7月末には、中国の外貨準備残高は3兆1179億ドルで、安定して小幅に増加し、6月末に比べて58億ドル増加した。これと同時に、銀行間取引と国境を越えた取引での赤字額も前年同期より縮小し、銀行間取引は39%縮小の94億ドルとなり、このうち銀行が顧客に代わって行う取り引きの赤字額は4億ドルだった。同報道官は、「企業・個人間の外貨決済と外貨売買がさらに均衡の取れたものになった」と説明した。

データをみると、対外開放政策による後押しを受けて、直接投資や証券投資の項目における国境を越えた資金の流入が全体として増加した。一方で、7月には直接投資項目での対外収入は345億ドルで同46%増加し、年初以来の累計は87%増加した。証券投資項目での対外収入は230億ドルで前年同期と比べて1.6倍増え、年初以来の累計は1.5倍増加だった。こうした状況の中、直接投資・証券投資項目での外貨決済が増加傾向をみせた。また一方で、市場主体の主要チャンネルにおける外貨購入の状況が全体として安定していた。7月の企業の対外直接投資や投資収益の項目での外貨購入がいずれも前年同期より減少し、個人による外貨の純購入額も前年同期比で12%、前期比で13%、それぞれ減少した。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年8月20日 

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