中華全国総工会(労働組合連合会)はこのほど、「非常事態に陥りながら無事、緊急着陸を成功させた四川航空3U8633便の劉伝健機長に対して全国五一労働奨章、同便の乗組員に全国労働者先鋒号の栄誉を、それぞれ授与することを決定した」との意見付回答を行った。四川在線が伝えた。
四川省総工会は4日午後、中華全国総工会に代わり、四川航空公司において、「全国五一労働奨章ならびに全国労働者先鋒号」授与式を執り行い、今年5月14日に非常事態を見事に対処した3U8633便の劉伝健機長および同便の乗組員たちを称えた。
省総工会の担当者は、授与式において、「劉伝健機長に対する全国五一労働奨章および四川航空3U8633便乗組員に対する全国労働者先鋒号の授与に関する中華全国総工会の意見付回答書」を読み上げ、中華全国総工会は、非常事態を見事に対処した3U8633便の劉伝健機長に全国五一労働奨章を、同便の乗組員に全国労働者先鋒号を、それぞれ授与することを決定したことを宣言した。
今年5月14日、四川航空3U8633便が、重慶からラサに向けて飛行中、高度9800メートルの上空で、操縦室右側の窓が破損・脱落するというアクシデントが発生した。乗務員たちはこの非常事態を見事に処理し、同機は成都双流空港に緊急着陸、乗客119人と乗員9人は全員無事だった。中国民用航局(民航)および四川省人民政府は6月8日同便の乗組員に「中国民航の英雄乗組員」の称号を、劉機長に「中国民航の英雄機長」の称号を、それぞれ授与した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年9月6日
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