今年の夏季ダボス会議が天津市で開幕した。100以上の国と地域の出席者が、第四次産業革命などの議題をめぐり議論を掘り下げる。今年のこの「経済の祭典」には、どのような見所があるのだろうか。新華社が伝えた。
大物が勢揃い
今年の夏季ダボス会議は過去最大規模で、世界的に影響力を持つ政治・学術・ビジネス関係者ら2300人以上が招待を受けて出席する。経済の議題をめぐり、アリババ・グループの馬雲会長、百度の張亜勤総裁など企業創業者・CEOを含むビジネスリーダー1500人以上も、今回の会議に出席する。
新しい議題に取り組む
今回の会議のテーマは「第四次産業革命における革新型社会の構築」で、世界で現在熱心に議論されている産業革命などの概念をめぐり、会議は200以上の議題を設定。気候変動や国際投資、スマート製造などの業界のホットな話題が、会期中に議論される。今年は中国の改革開放40周年ということもあり、出席する専門家はこの中国経済発展の重要な節目について議論する。
革新の将来性
夏季ダボス会議において、天津市と大連市はスタートアップ企業と一般人の招待を模索しており、会議への広範な参加を促してきた。今年はスタートアップ企業500社超の経営陣と技術者が出席する。彼らは各業界の先端革新理論をめぐり新たな観点と見解を示し、革新理念の日常生活における応用に力を入れる。
ファッションを融合
今年の会議ではファッション界と芸術界の有名人を招待している。多様な発想の衝突により、社会問題を解消する新たなソリューションとインスピレーションを模索する。
3日間の会期で開かれる今年の夏季ダボス会議は、今月18日に天津市で開幕した。会議は世界の知恵を集め、世界の発展を深く議論する契機になるとみられている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月19日
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