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中国卓球のベテラン監督・劉国梁氏が東京五輪に向けカムバック (2)

人民網日本語版 2018年09月28日16:37

9月27日、トレーニング中の馬竜選手と談笑する劉国梁氏(左)(撮影・陶希夷)

2020年の東京オリンピックでは、新種目が多く採用されることになっている。卓球混合ダブルスもその一つだ。劉氏は、「混合ダブルスが新種目として採用されたことは、今回のオリンピック準備における大きな『変数』といえる。混合ダブルスは、男子チームと女子チームとが一緒になって完成させていかねばならず、参加ペアは1組だけに限られるため、『安全係数』は最も小さい。さらに重要なことは、混合ダブルスの金メダルは、五輪史上初のメダルとなるため、その価値は計り知れない。準備過程には、不確定要素が非常に多く、十分な危機的意識と早めの戦略配置が必要となってくる」との見方を示した。

劉氏は2017年6月、中国卓球協会の副会長に就任。卓球ナショナルチームの監督の座から退いたものの、さまざまな面において選手たちに関心を寄せてきた。一部大会での卓球ナショナルチームの成績が変動していることについて、劉氏は、「新旧交代プロセスが進む中では、極めて正常なことだ」と指摘した。また、若手選手の最近のパフォーマンスについては、「非常に良い」と評価した。

さらに劉氏は、「アジア競技大会での試合ぶりを客観的に見たところ、若手選手の技術レベルはすでに、五輪のチャンピオンたちとほとんど変わらなくなってきている。だが、世界レベルの大会に関しては、まだまだ課題は残っている。最終的に日本チームは、戦略としてトップ選手がこぞってアジア大会出場を見合わせた。我々は、アジア大会での成績に喜ぶと同時に、冷静に考え続けなければならない」と続けた。

東京五輪への準備のほか、劉氏は、今回の自分の「復帰」について、以前とは異なる点が多々あると話す。彼にとって、協会の実体化改革が始まってから、責任はより大きくなったとしており、「中国卓球チームが金メダルを獲得することは、問題ない。だが、どのようにして『国家球技』文化をいっそう発揚し、世界に展開し、中国を世界卓球界の中心地とするかは、今、検討を要する課題となっている。金メダルを獲得するだけではなく、成績以外の国家球技としての栄誉を守っていく必要がある。この課題は、大会で日本、韓国、ドイツに勝利するより価値が大きいことであり、難易度もより高い」としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年9月28日


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