21日に開催された2018年「ITTF(国際卓球連盟)ワールドツアープラチナ・韓国オープン」の混合ダブルス決勝で、中国の王楚欽/孫穎莎組は、南北合同チームの張禹珍/チャ・ヒョシム(車孝芯)組に1対3で敗れた。ITTFワールドツアーで朝鮮と韓国の南北合同チームがペアを結成したのは今回が初めてで、南北合同チームがワールドツアーの王座に輝いたのも初めてだ。人民網が伝えた。
混合ダブルス決勝の第1ゲーム、中国ペアは快調な滑り出しを見せ、11対5で第1ゲームを取った。しかしその後、合同チームが3ゲームを連取した。王楚欽/孫穎莎ペアは試合終了後、「合同チームは素晴らしく、ホームの優位性を上手く生かしていた」と相手を讃えた。中国ペアは、王楚欽選手の足の怪我が試合に響いたとみられる。
同日、多くの韓国人の観衆が合同チームの試合を見に来ており、試合会場には、「私たちは一つ」、「合同チーム頑張れ!」など、応援の声が絶えず鳴り響いていた。
今回の韓国オープンは、朝鮮と韓国が、卓球史上3度目となる合同チームを結成した大会という。1991年に日本の千葉県で開催された第41回世界卓球選手権に合同チームで参加、女子団体でみごと金メダルに輝いた。2018年5月にスウェーデンで開催された世界卓球団体戦では、南北合同チームが銅メダルを獲得した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月24日
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