これから阿里巴巴(アリババ)のオフラインスーパー・盒馬鮮生でおいしい食べ物を買う時に、スターバックスのコーヒーも同時に楽しめるようになる。スタバと盒馬鮮生が共同で打ち出したデリバリー新事業「外送星厨」が18日にテスト営業を開始した。これにより、スタバは中国市場で新たな小売チャンネルを開拓したことになる。スタバのデリバリー事業「専星送」は現在、北京や上海の市内全店舗をほぼカバーし、今月22日にはさらに広州、深センなど9都市をカバーするようになる。「北京日報」が伝えた。
新事業では盒馬鮮生の店舗内に「外送星厨」の営業スポットが設置され、盒馬鮮生に進出した初の飲食品デリバリーブランドになった。セントラルキッチン方式の運営モデルが採用され、デリバリー能力を効果的に引き上げるとともに、顧客にワンストップ式の新小売ソリューションを提供することができる。スポット第1弾は杭州のアリババ運営のショッピングセンター・親橙里の盒馬鮮生と上海の宝地広場の盒馬鮮生にそれぞれ設置された。
専星送はスタバとアリババの全面的戦略的協力で実施された初のプロジェクト。テスト事業が開始からの1ヶ月間で、北京と上海の2大都市の主要地域を全面的にカバーした。スタバのデリバリー事業は今年末までに全国30都市に広がり、店舗2千店以上で展開されるようになる見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月19日
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