医療機器と医薬品・保健用品の展示エリアで、米国の企業関係者が眼科検査機器を説明していた。(撮影:黄超)
中小企業の多くは技術革新と技術協力で最も活躍するパワフルな存在だ。
陝西法士特汽車伝動集団公司の李研副社長は、「今回の輸入博覧会で、多くの産業界のリーディングカンパニーが最先端の設備や技術を中国に運び込みショーのように披露しているところを目にした。ここには中国に対する海外企業の信頼と渇望がありありと体現されている。設備の調達と技術の交流を通じて、企業が実力を高めるための機会がより多く提供されることになる」と述べた。
国や地域によって、それぞれ異なる資源賦存と優位産業を持っている。輸入博覧会は海外企業と国内企業のために開放的な協力のプラットフォームを構築した。
ワールプール(中国)株式有限公司製品市場部冷蔵庫・洗濯機類製品担当の単冷■(王へんに旋)社長は、「今回の輸入博覧会を通じて、差別化の進んだ製品が中国に導入され、企業の製品ラインが充実し、高度化を続ける中国の消費構造に合うようになることを期待するとともに、市場でより多くのニーズが生まれることを期待する」と述べた。
博覧会に来場して商談や調達を進める西安愛菊糧油工業集団は、カザフスタンの企業との間で食用油原料10万トンと小麦10万トンの売買契約に調印する予定だ。同社の賈和義会長は、「カザフスタンは土壌、空気、水などの条件がよく、高い品質の農作物の生産に非常に有利だ。中国の中高級志向の消費者層の数がますます増えるのにともない、優良農産品の輸入は企業に対して高い誘致力をもつようになった。品質、価格、市場要因を総合的に考慮すると、売上高と収益は2倍に増えることが予想される。弊社の食用油の受注式農業モデルは、『何を売るか』、『どうやって売るか』といった現地が抱える難問も解決した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月8日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn