在日本中国大使館の程永華大使は今月6日、中国の書道家・言恭達氏の作品展「抱雲堂吟草——言恭達書法芸術展」の開幕式に参加した。開幕式には、日本自民党元副総裁の高村正彦氏や産経国際書会の最高顧問で、国芸書道院会長の齋藤香坡氏、読売書法会常任理事の高木聖雨氏、全日本華僑華人聯合会名誉会長の顔安氏、日中文化交流促進会理事長の劉洪友氏、清華大学教授で、中国書道家協会顧問の言恭達氏、日本書道団体代表、華僑華人団体、中国系機関の代表などおよそ200人が出席した。
程大使は挨拶の中で、「漢字は中国から起源し、2000年の交流と発展を経て、現在すでに中日両国共通の重要な文化、伝統、そして芸術となっている。中国の優秀な文化学者である言氏が再び日本で個展を開催することは、日本の多くの書道家や書道愛好者が現代の中国書道の発展や現状を深く理解することができるだけでなく、両国の書道家の交流や伝統的な親睦を深化させることもできる」と述べた。
そして、「今年は中日平和友好条約締結40周年にあたり、安倍首相が先日中国を公式訪問し、中日双方は計画や両国関係を一層深化させる点で、たくさんのコンセンサスを築いた。中日関係は正しい軌道に戻り、新たな発展も見せている。今回の展覧会が、中日文化芸術交流の促進、両国国民の相互理解および友好感情の強化という点で積極的な役割を果たすことを願っている」と語った。
同展は、日中文化交流促進会と国際書道芸術協会が主催する中日平和友好条約締結40周年記念行事で、今月6日から11日までの6日間、東京の銀座中央美術館(セントラルミュージアム銀座 )で開催される。言氏の金文体、篆書体、隷書体、楷書体、行書体、草書体などの優秀作品37作が展示されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月9日
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