中国移動と上海汽車集団は6日、戦略的協力合意に調印した。双方は未来の交通移動、5G通信ネットワーク、インテリジェントコネクテッドビークル、インテリジェントコネクテッドのチップとモジュール、高度道路交通システム(ITS)サービスプラットフォーム、完成車の販売、車内エンターテインメント、海外資源をめぐる協力、インダストリアルインターネット(産業のインターネット)など各分野での研究と応用を共同で模索していく。また共同実験室を設立する形で、インテリジェントコネクテッドビークルの技術発展を促進し、5Gの能力をベースにした乗用車を共同で開発し、5Gサービスに基づいて量産化を実現したインテリジェントコネクテッドビークルを国内で最初に発表することを目指すという。「北京晨報」が伝えた。
注目されるのは、双方が自動車のシーンに基づいて特定のサービスと生態系を備えたインテリジェントコネクテッドビークルのモデルとなる新車の共同開発計画を進めていることと、5G自動車の初代モデルの量産化を積極的に進めようとしていることだ。
双方は今後、乗用車の販売、応用シーンのビッグデータについて共有と協力を模索し、人と車の一体化したデータ通信ソリューション、車内エンターテインメント、応用シーンのコンテンツに基づいて、自動車オーナー向けの運営プランを共同で開拓する。
また双方はインテリジェントコネクテッドの国際的業務を連携して行い、上汽海外出行科技有限公司の業務の範囲内で、車載設備によるネットワーク接続、データ通信の管理運営などで協力を展開する。
中国移動と上汽集団はさきに、基礎的通信、4Gによる車のインターネット、共同でのマーケティングなど各分野において効果的な協力を行ってきた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月9日
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