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モーメンツは3Dアバターに溢れてる?中国でも人気沸騰中のアプリ「ZEPETO」

人民網日本語版 2018年12月07日13:46

「流行は繰り返す」という言葉は、ファッション界だけでなく、ゲーム業界にもあてはまる。最近、多くの人の微信(WeChat)のモーメンツが、「ZEPETO(ゼペット)」で作成した3Dアバターだらけになっている。杭州日報が報じた。

顔写真を取り込むと、自分そっくりの動く3Dアバターを作ってくれるアプリ「ZEPETO」は今年10月から、中国のAPP Storeで人気アプリトップ10にランク入りするようになった。そして先週あたりから、このアプリで作成した3DアバターがあらゆるSNSを「占拠」している。ZEPETOは、iPhoneの顔認証技術を応用した動く絵文字機能「アニ文字」の新機能「Memoji」と似ているものの、それよりも動きが豊富で、オリジナル絵文字を作成したり、フォロワーのアバターと一緒に写真を撮ったりすることもできる。

このSNS、3Dアバター、絵文字、ゲームなどの要素が一つになったアプリが、今後若者が主に使うSNSアプリになるのだろうか?

自分好みのアバターが作成できるZEPETOの人気の理由は?

ZEPETOを起動すると、まず自分の写真を撮影するか、撮影済みの写真をアップロードして、顔認証画面に進み、枠の中に顔を入れこみ、シャッターを切るとアバターが作成される。そして、髪型や顔の形、目、肌の色などを選ぶと、最終的に本人にそっくりのアバターを完成させることができる。

インスタントメッセンジャーの「騰訊QQ」が提供しているチャットアバターの「QQ秀」のストア同様に、ZEPETOにもショップがあり、コインを使って服や靴、眼鏡などの各種アイテムを購入することができる。自分好みのアバターを作った後は、フォロワーを追加して一緒に遊んだり、フォロワーの家に遊びに行ったり、フォロワーのアバターと一緒に写真を撮ったりすることができる。最大で6人まで一緒に写真を撮ることができ、レイアウトもバラエティに富んでいる。

ZEPETOは、3Dアバターを使って、いろんなオリジナルの絵文字を作ることができるのもその特徴の一つ。「絵文字」をタップすると、メッセージ入りのいろんな表情の絵文字を選ぶことができる。また、「絵文字を作る」をタップすると、自分の好きな表情や背景、メッセージを選んで、オリジナルの絵文字を作ることができる。その絵文字はZEPETO内でフォロワーとチャットする時に使うこともできれば、他のSNSアプリで使うこともできる。

業界関係者は、「ZEPETOでは、ユーザーを原型としたキャラクターを作ることができるため、ユーザーはZEPETOのコミュニティに『自分』を存在させることができる。このようなスタイルは、個性的でオリジナル性が高く、それが大人気となっている原因の一つ。現実の世界では、自分の気持ちや個性を表現できるシーンが少なく、ZEPETOは若者のそういった面でのニーズに目を留めた。そこでは、ユーザーは自由に伸び伸びと自分を表現できる」と分析している。


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