12日午前に行われた「中国ボランティア医師行動」メディア向けブリーフィングで、ボランティア医師の代表は、「必要とされる時には、それに応えます!」と宣言し、「ボランティア医師証」を掲げた。彼らは今後人々のために、無料診察や貧困支援、災害救助、海外支援といったボランティア活動を展開していくことになる。北京晩報が伝えた。
昨年3月、首都医科大学宣武病院神経外科の凌鋒教授と北京大学人民病院の胡大一教授は医療専門家で構成された「中国ボランティア医師団」を共同で発足させた。設立の目的は、「無料診察・貧困支援・災害救助・海外支援」などの方式を通じて、貧困地域における医療機関の建設や社会的弱者にある病人のサポート、海外での医療サポートなどへのターゲットをしぼった支援を展開することだ。昨年6月、中国医師協会医師ボランティア作業委員会と中国ボランティア連合会、中国ボランティア基金会、北京凌鋒公益基金会は、「中国ボランティア医師行動」を共同で始動させた。
中国医師協会医師ボランティア作業委員会は、全国の38専門科の医師を組織し、中国ボランティア医師団への参加を要請。現在までに医師1191人が登録しており、うち277人は認証を経て、全国各地で15回実施されたボランティア医師行動に参加した。国家衛生健康委員会は文書を発表して支持を表明し、中国ボランティア医師団を医療貧困支援グループに組み入れた。
これまでに、活動として、調査研究や解決、持ち帰り対応、研修、連絡などの医療技術によるサポート形式により、全国69の国家レベルの貧困県にある県病院や中医病院、郷村衛生院との連携ネットワークを確立し、延べ1万279人に対する無料診察を行い、活動ステーションを70ヶ所設立し、2千人の郷村地域医師に対する研修を実施した。また、「平安好医生」郷村地域医師アプリチームとの協力によって、延べ5千人の郷村地域医師に対する遠隔指導と技術トレーニングを行った。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年12月14日
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