機内にあるディスプレイがすべて0.01ミリの薄さになり、使用しない時には巻くことができる。さらに客席の壁までカラーで柔らかいディスプレイになり、リアルタイムで空の画面を表示することができれば、旅客にどのような体験を持たらすだろうか。エアバス中国革新センターと柔宇科技有限公司は、柔軟な電子技術の機内への応用及び商業協力を研究するため、覚書に署名した。北京日報が伝えた。
深セン市にあるエアバス中国イノベーションセンターは、エアバスがアジアで設立した初のイノベーションセンターで、中国本土のイノベーション企業との協力を推進している。柔軟なディスプレイとセンサーの機内での応用を模索することを通じ、エアバスは柔宇科技と機内環境、機内安全、省エネなどの協力を展開する予定だ。関係責任者によると、「柔軟なディスプレイにより航空機を軽量化でき、飛行コストを削減できるほか、スペースを節約し、旅客により快適な居心地をもたらす」と説明した。
エアバス中国イノベーションセンターの羅崗CEOによると、同センターはすでに全面的な運営段階に入っており、新しいオフィスの始動セレモニーが来年の年初に開催される。同センターはハード実験室、機内体験、インターネット、製造業イノベーション、都市空中交通などの分野の研究を展開しており、中国の30以上の組織・機関と提携している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn