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「中国製造」がクリスマス・ショッピングシーズンの海外市場占拠 (2)

人民網日本語版 2018年12月20日08:42

▽新興市場のポテンシャルは巨大

報道によると、「ブラックフライデー」が西洋のクリスマス・ショッピングシーズンの始まりを告げ、その後にくる「サイバーマンデー」はここ数年に海外で新たに発展したネット通販の販促シーズンだという。ネットデータコンサルティング会社のアドビアナリティクスがまとめた統計では、今年の「ブラックフライデー」当日に、米国のオンライン売上高は62億ドル(1ドルは約112.3円)に達し、前年同期比23%増加した。「サイバーマンデー」のオンライン商品売上高はさらに79億ドルに達して同19.3%増加し、米国の単日の商品売上高の記録を更新した。

A株市場に上場する越境ECの跨境通が発表したデータでは、今年の「ブラックフライデー」イベント期間に、深セン環球易購電子商務有限公司の総取引額(GMV)が同45%増の14億元(1元は約16.3円)を突破し、このうち自社ショッピングプラットフォームのGeraBestの売り上げは同55%増加し、自社アパレル商品ステーションの総売り上げは同40%増加した。世界中に2千万人近い利用者がいる敦煌網は「サイバーマンデー」イベント当日の総売り上げが同57%増加して新記録を達成し、イベント開始後13時間で昨年の一日分を上回った。

環珠易購の関係責任者は、「今年の『ブラックフライデー』と『サイバーマンデー』のショッピングシーズンはここ数年で最高の売り上げになり、売り手の参加も最も多いシーズンになった。現在の状況から考えて、クリスマスショッピングシーズン全体の売り上げはまだまだ伸びるとみられる。ますます多くの中国越境輸出企業がこうしたシーズンが大陸部の『ダブル11』(11月11日のネット通販イベント)や『ダブル12』(12月12日のネット通販イベント)に匹敵する販売促進のよいタイミングであることを認識するようになったため、在庫準備、営業販売戦略、物流の保障など多方面で念入りに準備を行った」と説明した。

また跨境通のデータから、今年は欧米などの成熟した市場のほか、中欧、東欧、アフリカなどの新興市場も非常に強い消費能力を発揮していることがわかる。「ブラックフライデー」期間には、インドやフィリピンなどの新興市場の売り上げが同470%増加し、オランダ、ベルギー、オーストリア、ポルトガルは同68.9%増加した。環球易購の駱■(青へんに見)雯ブランドディレクターは、「年初以来、傘下のGearBestを代表とする自前のプラットフォームがインド、モロッコ、ギリシャ、ハンガリーなどのサイトに続々進出し、南アジア、北アフリカ、東欧などの市場進出にも力を入れている。こうした新興市場のポテンシャルを高く評価している」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年12月20日


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